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【行ってみた!】霧の岩村城跡で天空散歩、下呂温泉の極上湯で至福のとき
霧に包まれた岩村城跡の石垣と城下町の遠景

Photo by Lucas Calloch on Unsplash

6月の梅雨どきだからこそ出会える、幻のような景色がありました。霧に包まれた岩村城跡の石垣、ひっそりとした城下町の坂道、そして下呂温泉のトロトロとした極上の湯。飛騨牛と清流の鮎、地ビールに鶏ちゃん。疲れを知らない大人の旅のすべてが、この岐阜の一角に詰まっていました。

霧に浮かぶ天空の城・岩村城跡を歩く

6月の梅雨どきを狙って訪れた岩村城跡は、霧に包まれた別世界。天空の城という言葉がぴったりな石垣は、幾重にも積み上がったその姿が霧の中からほのかに浮かぶ。普段は多くの観光客で賑わうこの場所も、雨の日のおかげか静寂に包まれている。足元は濡れているが、だからこそ苔むした石段の色合いが深く見える。しゃくしゃくと靴音を立てながら登る石垣のあいだからは、眼下に城下町の家々がぼんやりと見える。時間がゆっくり流れているようで、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのようだ。

城下町「岩村」をのんびり散策する醍醐味

城跡から降りてきた城下町「岩村」は、驚くほどひっそりしている。狭い坂道に沿って古い家並みが続き、各戸の格子戸や軒先には、今もなお生活の営みが感じられる。地元の人しか知らないような小さな食事処や雑貨店が点在し、入口を入ると店主との会話が自然に生まれる。城下町は別に有名な観光地である必要はない。ひっそりと、でも誇り高く存在し続ける町の表情を感じながらのんびり歩く。それだけで十分なのだ。階段状の狭い町並みを往復するうち、なぜか何度も同じ路地に迷い込む。その迷い込みすら愛おしい。

下呂温泉・極上の湯に何度も浸かる

下呒温泉に着いたら、温泉に浸かること。これに尽きる。湯は濃厚なトロトロ感で、肌に吸いつくような心地よさ。掛け流しの湯は湯温が絶妙で、長くゆっくり浸かることができる。夕方に一度、夜中に一度、朝に一度と、何度も浸かるたびに、疲れが層のように剥がれていく感覚がある。プライベート個室の湯殿なら、誰にも気兼ねなく、自分のペースで湯を楽しめる。湯上がりの涼しさも格別だ。

飛騨の味覚を堪能する夜

飛騨牛の炭火焼きは、備炭で火を起こした網の上で、じっくりと焼きあげられる。赤身の肉が炭の熱で香ばしく色づき、脂が軽く音を立てながら落ちていく。一口かじると、肉の甘さが広がり、とても柔らか。清流の鮎は塩焼きで、頭から尻尾まで全部食べられる。地ビールと味噌ベースで鶏肉を炒めた鶏ちゃんは、白いご飯を呼び、箸が止まらない。個室での夜は、余計な気遣いなく、ゆっくりと飛騨の味を堪能できるのが何よりだ。

50・60代のための岐阜旅のすすめ

岐阜への旅は、季節に合わせたペースで計画するのがおすすめです。6月の梅雨どきは、通常は霧が出やすいため、タオルと薄手の上着は必携です。歩く距離は無理のない範囲で、城下町散策は往復1時間程度が目安。温泉地では無理に観光地を回らず、宿の温泉と食事、そして散歩に時間を使うのが大人の楽しみ方です。飛騨牛などのグルメは朝食と夕食でしっかり摂取し、昼間は軽めの食事にすると、体への負担が減ります。

50・60代目線のひとこと

梅雨の時期に訪れたからこそ見えた、幻のような岩村の景色。霧の中に浮かぶ石垣、静寂に包まれた城下町、そしてトロトロの極上湯が体を包む時間。飛騨牛と鮎、鶏ちゃんの味わい。このすべてが重なった時間は、確実に心と体を満たしてくれます。次の旅も、季節の顔を見せるこんなスポットに行きたいな。

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城下町の坂道と古い家並み

Photo by Sophia Ayame on Unsplash

下呂温泉の湯上がりの街並み

Photo by Mathias Konrath on Unsplash

飛騨牛の炭火焼き

Photo by Su San Lee on Unsplash

清流の鮎と地ビール

Photo by Manuel Cosentino on Unsplash

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