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【行ってみた!】松代城・川中島古戦場②|偶然の寄り道 信玄と謙信の銅像と八幡社 夫婦旅
武田信玄と上杉謙信の一騎討ちの像

松代城を見た帰り道。
長野方面へ向かって車を走らせていると、「川中島」という文字が目に入りました。
「あの川中島?」
夫婦で、そんな話になりました。
川中島。
武田信玄と上杉謙信。
歴史の教科書や大河ドラマなどで、何度も聞いたことのある名前です。
でも、まさか今回の旅行で、実際にその「川中島」に立ち寄ることになるとは思っていませんでした。
そもそも、そこに古戦場があることを知りませんでした。
だから、
「ちょっと行ってみようか」
となりました。
予定にはなかった寄り道です。
そして、そのまま川中島古戦場へ向かいました。
あとで知ったのですが、松代城の前身は、武田信玄が上杉謙信との川中島の戦いのなかで築いた海津城だそうです。
思いがけない寄り道は、実は歴史の中でつながっていた場所でした。

自分の中の「川中島」とは少し違っていた

私の中では、川中島という場所は、もっと山の中にあるようなイメージでした。
有名な「キツツキ作戦」もあります。
武田軍が別動隊で山を回り込んだという、あの話です。
そんな話を知っていたので、もっと山深いところを想像していたのだと思います。
ところが、実際に行ってみると違いました。
長野の街の中を車で走っています。
普通に道路があり、車が走っている。
住宅や建物もあります。
その中に、川中島古戦場がありました。
「こんなところにあるんだ」
それが最初の印象でした。
でも、それがだんだん面白くなってきました。

川中島古戦場の八幡社の鳥居と、一騎討ちの地を示す標柱

駐車場には、ほとんど人がいなかった

夕方だったこともあると思います。
駐車場はかなり広いのに、ほとんど車がありません。
人もほとんどいませんでした。
周りの店も、もう閉まっています。
静かです。
「川中島」という有名な名前から想像していた場所とは、ずいぶん違いました。
もっと観光客がいて、歴史を感じさせる場所になっているのかと思っていたのです。
でも、実際はとても静かでした。
その静けさが、逆に印象に残りました。

夕方の川中島古戦場にある石碑

あの有名な銅像があった

公園のような場所を歩いていくと、大きな銅像が目に入りました。
武田信玄と上杉謙信の一騎討ちの像です。
写真や映像では見たことがありましたが、実際に見るとやはり迫力があります。
「これが、あの川中島か」
そんな気持ちになりました。
その近くには八幡社があります。
さらに、首塚などもあります。
歴史の教科書の中に出てきた名前が、突然、目の前の現実になりました。

銅像、八幡社、首塚を歩いて考えたこと

銅像を見て、八幡社を歩いて、首塚を見ました。
すると、だんだんと別のことを考えるようになりました。
「ここで、本当に戦っていたんだろうな」
もちろん、今の景色は当時とはまったく違います。
道路もある。
車も走っています。
住宅もあります。
昔の戦場をそのまま見ているわけではありません。
それでも、
ここで人が戦っていた。
ここで人が生きていた。
そう考えると、少し不思議な感じがしました。
どんな作戦を考えていたんだろう。
戦っていた人たちは、何を見ていたんだろう。
勝てると思った瞬間があったのだろうか。
逆に、もう駄目だと思った人もいたのだろうか。
大きな欲望や野望があって、その一方で、そこには悲しみもあったのだろう。
そんなことを考えていると、単なる観光地ではなくなってきます。

歴史と今の生活が、すぐ隣にある

私が面白いと思ったのは、古戦場だけではありませんでした。
すぐ横を、今の車が走っています。
道路の音が聞こえます。
長野の街があります。
現代の生活が普通に続いている。
そのすぐ隣に、戦国時代を感じさせるものが残っている。
この組み合わせが、なんとも不思議でした。
歴史を感じる場所というと、周囲も昔の景色が残っているほうが雰囲気があるのかもしれません。
でも、私は逆でした。
今の生活がすぐ隣にあるからこそ、昔のことを想像してしまいます。
「昔は、このあたりをどんな人たちが歩いていたんだろう」
そう考えると、今見えている景色まで少し違って見えてきました。

古戦場は、きれいな観光地ではない

お城や庭園なら、
「きれいだな」
「立派だな」
という感想になることがあります。
でも、古戦場は少し違います。
そこにあるのは、必ずしも美しいものだけではありません。
戦った人がいる。
亡くなった人がいる。
その人たちが何を思っていたのかは、今となっては分かりません。
だからこそ、想像するしかありません。
私は、こういう場所が意外と好きなのかもしれません。
歴史を詳しく知っているわけではありません。
でも、その場所に立つと、
「この場所で何があったんだろう」
と考えたくなる。
そして、その想像が始まると、目の前の景色が少し違って見えてくる。
それが面白いのです。

川中島は、予定外の寄り道だった

今回、川中島に来る予定はありませんでした。
松代城を見て、そのまま長野へ戻るつもりでした。
それが、たまたま「川中島」という文字を見つけた。
「あの川中島?」
そこからの寄り道です。
最初から期待していたわけではありません。
むしろ、そこに古戦場があることさえ知りませんでした。
それなのに、来てみると妙に心に引っかかりました。
そして、もう夕方です。
せっかく来たのだから、もう少しここにいてみることにしました。
ここから先が、今回の旅で私が一番印象に残った時間でした。

無理なく楽しむヒント

川中島古戦場の見どころは、武田信玄と上杉謙信の一騎討ちの像、八幡社、首塚など。公園のように整備された場所を歩いて回れるので、特別な準備は要りません。夕方は人が少なく静かですが、日が暮れると暗くなるので、時間には余裕を持って訪れると安心です。松代城と組み合わせて回る場合は、車での移動が便利です。駐車場は無料です。

大人旅のひとこと

歴史の中で知っていた「川中島」が、今の長野の街の中に普通に存在している。そのこと自体が、ちょっとした発見でした。

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